おばあちゃんからのメール

 

 

昨年の岐阜公演、名古屋公演に、5歳の女の子がおばあちゃんと一緒に舞台に立ってくれました。オープニングにエンディング、合唱曲に途中の動物たちが死んでいくシーンまで。

 

 

 

踊りながら突然倒れたりするシーンもあったりで、おばあちゃんは、「意味はわかってないと思うけど、稽古が本当に楽しいから喜んで来ています。」と言っていました。

 

 

 

岐阜公演、名古屋公演も終わって、しばらくたってから、おばあちゃんからメールが届きました。

 

 

 

保育園に障がい者たちが話に来てくれたらしく、一緒に子供たちとゲームを楽しむ会だったそうですが、5歳の子供たちには衝撃だったらしく、みんな引いていたそうです。

 

 

 

ところが彼女は「大丈夫。怖くないよ」と友達に言えたそうです。

 

 

 

そして頑張って歩いたり、車椅子に乗っている姿を見て「すごいね!」と話したと。

 

 

 

保育士たちは、5歳児の女の子の言葉に涙が出たそうです。

 

 

 

・・というご連絡でした。とても嬉しかったので、出演者の皆さんにもお話ししました。

 

 

 

同じく、下呂交流会館と中村文化小劇場で舞台に立ってくれた69歳女性は、話の途中からボロボロと泣き出してしまわれました。彼女は特別支援学校に通う高校三年生の孫と一緒に舞台に立ってくれています。

 

 

 

昨年は、下呂市と名古屋市、二つの会場に、東海三県から5歳~70代まで、様々な方々が舞台に立ちました。両方で160名を超えます。自閉症や、半身麻痺、発達障がい、ダウン症、ろう者、知的障がいと、各地域の障がい者の方々も一緒です。

 

 

 

共に何度も練習し、緊張し、汗を流し、スポットライトを浴びました。たくさんの拍手と歓声を頂戴し、最高の笑顔で締めくくれたことが喜びです。

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

Mr.Takashima